【花回廊のイルミネーション】冬を彩る花と光の絶景

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海水浴、登山、ハイキング、BBQ…。

大山の夏を彩っていたアクティビティが冬になるにつれて、休日の過ごし方候補から消えてゆく。それはつまり、週末に子ども達と訪れるスポットがめっきり少なくなるということ。でも、冬には冬の楽しみ方がある。雪遊びなどのウィンタースポーツはそうだし、イルミネーションもその一つだろう。
とある週末、家族(夫婦、3歳児、0歳児)で「とっとり花回廊」のイルミネーションに出かけてみた。

鳥取花回路とは

とっとり花回廊があるのは鳥取県西伯郡の南部町。日本最大級のフラワーパークで、フラワードームや1周1kmの屋根付展望回廊などがあり、一年中花の鑑賞ができる県内屈指の観光スポットである。

とっとり花回廊
鳥取県西伯郡南部町鶴田110
TEL0859-48-3030(代) FAX0859-48-3040(代)
車の場合
●溝口I.Cより約10分
●大山高原スマートI.Cより約10分
(大山高原スマートI.CはETC搭載車専用出入口です。)
●米子I.Cより約20分
●夜間入園料(午後5時以降入園):大人700円 小中学生350円 小学生未満の子供 無料
●ライトアップは1月31日迄


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とっとり花回廊冬の風物詩

この花回廊が毎年秋から冬にかけて、「冬のフラワーイルミネーションinとっとり花回廊」と銘打って花と光がきらめく夢の世界を演出している。その数なんと140万球で中四国トップクラスなのだとか。今年は2016年11月11日から2017年の1月31日まで(休園日あり)。1月いっぱいまでやっているのは結構珍しいのではないだろうか。17時からの入園料は大人700円、小中学生350円。小学生未満の子どもは無料なのが嬉しい(詳細は公式HP参照)。
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入場口の前にもイルミネーションが配置されており、いやが上にも期待が高まる。

園内はあれ?暗闇…。そして、始まるカウントダウン。

入場ゲートをくぐって園内に入るとそこは一面イルミネーションの世界…と言いたいところだったがあれ?想像と違う。
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実は夜間営業は17時からなのだが(ちなみに12月・1月は終日入園しても夜間のみの入園でも同額!)、点灯は17時半から。この30分の焦らしの演出が心憎い。いよいよ17時半が近付くとカウントダウンが始まり、「点灯!!!」の掛け声とともに一斉に電球にあかりが灯った。
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これにはその場にいた全員が「わー」とか「おー」とか声を上げてしまう。表情も一気に緩んでしまう。
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表情が緩んでしまった人がここにも若干一名いた。
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さあ、夢の世界へ入って行こう。

花と水とイルミネーションが一つに融合。

入口で園内ガイドマップを手にすることができるのだけど、とりあえずキブンの赴くままに分け入っていくことをおすすめする。どこを見ても綺麗で楽しいからである。
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ただし、言うまでもないことだが寒い。そのため、防寒対策はきっちりしておきたい。上下ヒートテック、ダウン、帽子、耳あて、手袋、カイロ…考えられる対策を全てやっておいて決して損はない。
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こちら入退園ゲートに入ってすぐ右手下方に見える水上花壇の「陽気なフラワーベッド」というコーナー。遠目から見ても綺麗なのだけど、降りて近付くと花と水とイルミネーションが互いに影響を与え合って幻想的。下手したら池ぽちゃしてしまうので、子連れの方は細心の注意を払いつつ、幻想の世界にホールインワンしていただきたい。

イルミネーションだけではなく、なんと花火も!

圧巻は霧の庭園に設けられた「踊る大輪」。さながら音楽とイルミネーションのコラボといったところで、コンピューター制御によって実現された動きのあるイルミネーションが堪能できる。ここだけで約24万8千球を使用しており、昨年からデザインを一新した模様。「去年行ったからなあ…」という人もぜひ目撃したい。
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月と優しい音楽と踊るイルミネーションでロマンチックな雰囲気になること請け合い。実際、カップルの来園者も多かった。
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期間中の金・土・日・祝および12/23~1/3、ラストの1/31の19時からは花火300発が打ち上がる。この日は週末だったので花火を見ることができた。真冬の澄んだ空気に打ち上がる花火は、夏とは違った味わいがある。ただ、夏の大きな花火大会と比べると質・量ともに寂しさは否めないので過度な期待は禁物である。

避寒シェルターのドーム内にはあの名物メニューが。

寒くなったときの救世主として君臨するのが、園内中央に位置するフラワードームである。こちらは真冬でも約20度に気温が保たれ、ダイオウヤシやオオギバショウなどの熱帯植物が生い茂っている。息が苦しくなった海洋生物が水面に漂って呼吸を整えるように、寒さに耐えられなくなった我々はフラワードーム内を漂って体感温度を調節したい。オブジェの花とイルミネーションのツリーも見応えがある。
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こちらではソフトクリームを販売しており、大盛況だった。
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鳥取名物の二十世紀梨を使ったソフトクリーム(350円)は必食アイテム。ドームの温かさに体が火照ってきたら、梨の自然な甘みが凝縮された一本でクールダウンしたい。

ただし、子どもが一緒だと奪われる可能性が高いので複数本買うことをおすすめする。

閉園は基本21時。週末ともなると大勢の来園者が訪れるが、園内がだだっ広いのでのびのびと散策することができる。東京出身の僕は、イルミネーション=激混みという先入観があった。ところが、花回廊はそうではなかった。寒さ対策さえしっかりしておけば、0歳児の子どもも問題なく連れて行ける。冬に家族でこんなに楽しめる場所があったなんて…鳥取の底力を知る思いである。

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矢野 竜広

矢野 竜広

投稿者プロフィール

1980年生まれ。東京都出身、妻の故郷である鳥取県に移住したライター、ビアエッセイスト。自宅にビールサーバー&ビアバー風の秘密基地あり。 立教大学を卒業後、広告制作会社勤務のコピーライター、事務所所属の構成作家を経てフリーランスに。愛してやまないビールを、飲むだけではなく学びたい!と数々の講座を受講。ビアバー巡りにも勤しむ。そんな大のビール好きが高じて、『ビールの図鑑』(マイナビ、2013)、『日本のクラフトビール図鑑』(マイナビ、2015)の執筆に携わり、地ビール会社にも勤務。NHK文化センター(鳥取教室、米子教室)でビール講座の講師を務める。その他著書に、詩集『そこに日常があった。』(文芸社、2002)、『・ツナ缶×1』(Kindle版、2014)。趣味は一人旅、ノンフィクションの書籍を読むこと、ドキュメンタリー鑑賞。

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