【こころ調ふひと時を】座禅・写経・灯籠作りツアー体験記

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深々と雪が降り積もる大山。冬期の大山寺エリアは、辺り一面雪で覆われることで知られています。
冬の大山と言えばスキー、スノボー、冬山登山とウインタースポーツのイメージが強いですよね。
しかし実はこの時期、身体を動かす事とは真逆の“静”のプログラムもあるのです。

そのプログラムとは…座禅・写経・灯籠作り体験。
非日常空間である冬の大山寺エリアでの座禅体験は、日常の喧噪を忘れさせてくれます。
普段の生活でも悩みや、迷いがあると思います。
そんな日常の喧噪から一度離れて、自分のこころと向きあう体験を。
プログラムが終わる頃には、不思議と活力が沸いてきますよ。

今回は、2017年1月14日(土)に実施された座禅・写経・とうろう作り体験「こころを調える」のレポートです。

ツアー概要

日程 : 2017年1月14日(土) 15:30~17:30
定員 : 各12名
料金 : 2,500円 ※オプション 精進料理セット+2,000円(要事前予約 フォームに精進料理希望と記入下さい)
場所 : 山楽荘 (鳥取県西伯郡大山町大山14)
主催 : OrangeTrip

次回以降のご予約はこちらから
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 会場山楽荘について

会場は大山寺エリアに唯一残る宿坊山楽荘。

大山寺周辺には大山寺阿弥陀堂、大神山神社奥ノ宮本殿など国指定重要文化財が多数あります。
山楽荘はそんな大山寺門前に位置し、宿坊・観証院として大山の伝統を守る宿坊です。
冬の山楽荘は、雪とライトアップにより幻想的な雰囲気に包まれます。

山楽荘

宿坊・観証院 山楽荘

〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山14

TEL 0859-52-2006 FAX 0859-52-2474


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 ガイドについて

ガイドは、大山寺宿坊観證院山楽荘の清水豪賢住職。

清水豪賢住職
比叡山行院にて修行後、現職に就かれました。大山寺でのご祈祷や座禅の指導・法話などを行うかたわら、宿坊の女将と共に大山寺伝統の山菜精進料理や様々な創作精進料理を提供し、精進料理の世界や大山寺の魅力を発信しています。

また、先日発表された大山のシンボルマークである「調ふ」の作成にあたっても中心となり活動されていました。(関連記事「【報告記】「調ふ」シンボルマークお披露目フォーラム」)
今回はまさに「調ふ」をとはどんなものなのかを体現するプログラムとして、座禅・写経・灯籠作りプログラムを実施しています。

 座禅体験

大山寺の歴史のお話をして頂いた後、さっそく座禅体験へ。
座禅をすることで、精神を集中し、思いをこらし、無念無想の境地に入ることができます。
そんな座禅は大きく三つのステップに分けられます。

一つ目は調身(ちょうしん)。
姿勢を正し、足を組み、腰を入れ、背筋を伸ばして座ります。
座り方も教えて頂きます。

座り方

二つ目は調息(ちょうそく)。
腹式呼吸で、ゆっくりと時間をかけて息を吐き、お腹がふくらむまでゆっくりと吸い込みます。
ポイントは、吐く方をより意識することです。

そして三つ目は調心(ちょうしん)。
調身、調息がしっかりできると、自然と雑念が気にならなくなるとのこと。
姿勢を調え、呼吸を調えることで、心を調えることができます。

それぞれレクチャーが終わり、座禅がはじまります。

座禅

座禅がはじまると、とても厳かな雰囲気に。
みなさん集中した面持ちです。

座禅中

約25分にて座禅は終了。
「あっというま!」「長く感じた。」などなど様々な声が聞こえましたが、みなさん一様に顔は晴れやかでした。
時間の感じ方は、人によって千差万別ですね。

私は、非常に頭がスッキリした感覚になりました。
一旦落ち着きを得るコツをつかめば、どこでも坐禅ができることもわかりました。
家で試してみるのもいいかもしれません。

 写経体験

続いては、写経体験。座禅により頭がスッキリしている状態で、臨みます。
まず写経・写仏について説明。
写経の効果は、字の上手い下手や、信仰心の有無によって効果が左右されるようなものではないとのこと。写経を終えた時には、何かが吹っ切れて、清々しい気持ちになることでしょう。

山楽荘6

写経用紙はこちら。

写経用紙

写経用紙には「調ふ」の文字も印字されています。
左から三行目「右為」の下には、願い事を書きます。

写経中

写仏では、仏像を写し描きします。

写仏
写経・写仏とも、描いている途中に「無」になれる感覚と、完成されていく過程で心が「浄化」されていく感覚を同時に感じることができます。
参加者みなさんも集中して取り組んでいました。
完成までは、時間差もありますが、約30分程度でした。

写経中

出来上がった写経・写仏用紙は、山楽荘にてお炊き上げすることで、込めた思いを天界に届けて頂けます。
写経を終えた時には、やり切った達成感が気持ちいいです。
文字をなぞる簡単な作業でしたが、想像以上に集中力を必要としました。
普段使用していない脳を活性化できてる証拠かもしれません。

 とうろう作り

最後は、とうろう作りです。とうろうに灯すメッセージを和紙に書き込みます。
座禅写経でしっかり自分自身と向き合ったあとに、今年への想いを和紙に込めました。
手順としては、まずは好きな色の和紙を選びます。

とうろう作り
そして和紙に、新年の抱負や、大切な方へのメッセージを書きます。
和紙を組み合わせて模様を作ってみるのもありですね。
筒に和紙を巻き、火を灯せば完成です。

当日は、天候が不安定でしたので室内で灯籠を灯しました。

室内 灯籠

和傘と一緒に撮影も。

灯籠 和傘

ちなみに前回屋外で実施した様子はこちら。
雪の中で、灯籠を灯しました。

屋外 灯籠

かまくらにろうそくの灯りが反射して暖かい雰囲気です。

灯籠 かまくら

雪だるまも一緒に撮影しました。この幻想的な雰囲気を写真に収められるのも、このツアーのオススメポイントです。

雪だるま 灯籠

屋外屋内どちらで開催されるかは、当日の天候次第。それぞれ違った趣さがありますね。
ちなみに昔は一年に三人しか入山を許されなかった霊峰大山。
そんな聖なる山と四百年の歴史を共にしている唯一の宿坊山楽荘。
大山で一番高い場所に位置する宿でもあります。

山楽荘で願った想いは、どこよりも早く天に届くことでしょう。

 精進料理

プログラム後は精進料理。
なんと「こころを調える」参加者には、オプションとして精進料理が特別価格¥2,000で提供されます。

精進料理

この精進料理は、大山の土地がらゆえ生まれたと言われています。
大山寺エリアは、標高800m以上の高地にあり、気温が低いため田畑ができません。
一般的な畑の食材を使用する精進料理ができないため、山の幸・山菜を独自の方法で保存し使用する山菜精進料理がうまれたのです。

身体と心を調えてくれる精進料理。非常にヘルシーにも関わらず、ボリュームもしっかり。。
女性にとてもオススメな精進料理ですが、男性の私が食べても十分なボリュームがありました。
大山の自然と、その知恵が受け継がれた料理も、この機会にぜひあじわってみてください。

 まとめ

以上座禅・写経・とうろう作り体験「こころを調える」レポートでした。
冬の大山の凛とした雰囲気で行う座禅は、その空気感も相まり、よりいっそう自分自身と見つめ合うことができました。

日常の喧噪から離れ、、リラックスできるプログラム。
ぜひ、こころと向き合う静かなひと時をお過ごしください。

予約を承っています

興味のある方は、これをきっかけに座禅や写経を体験してみてはいかがでしょうか。
座禅・写経プログラムの日程は下記の通り。

2017年1月28日(土) 15:30〜17:30 募集終了致しました

2017年2月11日(土) 15:30〜17:30 募集終了致しました

2017年2月25日(土) 15:30〜17:30 募集終了致しました

2017年3月11日(土) 15:30〜17:30 募集終了致しました

佐々木 正志

佐々木 正志

投稿者プロフィール

1988年7月23日うまれ
東京都世田谷区出身。早稲田大学人間科学部を卒業後、約2年間広告代理店の営業職に従事。偶然WEB求人で目にした”大山町観光プロデューサー職”の募集に、直感的に魅力を感じ大山町へ。はじめて訪れた際に、大山の自然、人に一目惚れし、移住を決意。2015年度大山町地域起こし協力隊観光部門として活動。旅行業界唯一の国家資格・国内旅行業務取扱管理者免許も任期中に取得。自らが目指す方向性へ更に邁進すべく一年で協力隊を卒業。大山という場所で、自分だからこそできることをすべく、地域起こし協力隊卒業後も、大山町に残り活動。現在は暮らしに触れる観光のカタチとして、三つの事業を軸に展開中。

①OrangeSpace〜暮らし体験〜※紹介者限定
②OrangeTrip〜観光プログラム〜
③OrangeBox〜野菜通販〜

個人Blog「行き当たりバッチリ」も更新中。

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